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外壁サイディングのカビ対策|放置のリスクと再発防止のコツ

  • 執筆者の写真: 稔 杉野
    稔 杉野
  • 6月23日
  • 読了時間: 16分

1. 外壁サイディングにカビが発生する原因とリスク

1.1 カビが発生しやすい条件とその影響

外壁のサイディングにカビが発生しやすいのは、特定の条件がそろったときです。湿度や気温、日当たりの状態が関係しており、気づかないうちにカビが広がっているケースも少なくありません。

たとえば、こんな場所では特に注意が必要です。

  • 北側の外壁:太陽光が当たりにくく、乾燥しづらい

  • 植栽が近くにある場所:植物の水分や影が湿気を増やす

  • 風通しが悪い住宅密集地:空気の循環が滞り、湿気がこもりやすい

湿気の多い環境では、わずか数週間でカビが繁殖することもあります。 しかも表面だけでなく、サイディング材の隙間や目地にまで根を張ることもあり、単に見た目が悪くなるだけではありません。

カビの影響として、次のような点が挙げられます。

  • 外観が汚れ、家全体が古びて見える

  • 材料の劣化が早まり、外壁の寿命が短くなる

  • カビ臭などの不快な臭いが漂うこともある

特にサイディング外壁の場合は、継ぎ目の目地(コーキング)部分が水分を含みやすく、カビの温床になりやすいという特徴があります。放置すれば、建材そのものが傷んで雨漏りや腐食を招くリスクも出てきます。

こうした条件が重なったままカビを放置すると、後々の修繕費用が大きく跳ね上がることもあるので要注意です。


1.2 カビを放置するとどうなる?見落としがちなリスク

外壁に発生したカビをそのまま放置していませんか? 実はこの「放置」が、建物にとって一番のリスクになります。

カビは見た目以上に厄介です。一度根を張ると、通常の雨や風では落ちません。しかも、サイディングの素材に入り込みながら広がっていきます。放っておくことで次のようなトラブルを招きます。

放置による主なリスクはこちらです。

  1. 外壁の劣化が進行する  サイディングの塗膜が傷みやすくなり、カビが入り込みやすくなる

  2. 修繕・補修コストが増える  簡単な洗浄で済んだはずが、結果的に全面塗装や張り替えが必要になる

  3. 住宅の資産価値が下がる  外観が悪化することで、売却や賃貸時の印象が大きく損なわれる

見た目だけの問題と思っていたカビが、建材の交換や防水工事の原因になることもあります。

たとえば、気づかず放置されたカビが、サイディング材の奥深くに根を伸ばしてしまった場合、防水性が低下し、壁内に湿気が溜まりやすくなります。その結果、内部の木材が腐ってしまったり、白アリの原因になったりすることもあるのです。

さらに、カビは一部に出ているように見えても、実際は見えない場所にも広がっていることがあります。特に軒下や日陰の壁面などは要注意です。

カビは早期発見・早期対応が鉄則です。放置すればするほど、手間も費用も大きくなっていきます。


2. サイディング外壁のカビ除去方法と注意点

2.1 自分でできるカビ除去の方法と注意点

外壁のカビを見つけたとき、「業者に頼むほどじゃないし、自分でなんとかしたい」と思う方も多いはずです。確かに、軽度なカビであればセルフケアで対処できるケースもあります。ただし、やり方を間違えると外壁を傷めたり、カビを広げたりしてしまう恐れがあるので注意が必要です。

まずは、自分でカビ除去をする方法の流れを見てみましょう。

  1. 中性洗剤またはカビ取り専用スプレーを用意  市販の家庭用洗剤でもOK。ただし、素材に優しいものを選びます

  2. 柔らかいブラシやスポンジで優しく擦る  金属ブラシなど硬いものは使わないようにしましょう

  3. 十分に水で洗い流す  洗剤が残ると逆にカビの栄養源になることがあります

  4. 完全に乾燥させる  水分が残ると再びカビが繁殖しやすくなるので注意

やってしまいがちなNG行動も知っておきましょう。

  • 強い漂白剤を使ってしまう  → サイディングの色落ちや素材の劣化を招きます

  • 高圧洗浄機で一気に落とそうとする  → 水圧で塗膜が剥がれ、カビの根が残ることもあります

  • カビの上から塗装して隠す  → 見た目は一時的にきれいになっても、内部で繁殖し続けます

カビの根までしっかり除去しないと、数週間〜数か月で再発する可能性が高いです。

また、高所や足場が不安定な場所での作業は思わぬ事故につながるリスクもあります。無理をせず、「広範囲に広がっている」「根深そう」などと思ったら、無理せずプロに相談するのが安心です。


2.2 専門業者に依頼するメリットと施工の流れ

カビの範囲が広かったり、長年蓄積された頑固な汚れの場合、自分での対処は限界があります。そんなときこそ、外壁洗浄の専門業者に任せるのが効果的です。

専門業者に依頼することで得られる主なメリットは以下の通りです。

  • カビの根までしっかり除去してくれる  プロ仕様の薬剤と技術で、再発しにくい仕上がりを実現

  • 外壁材を傷めない施工  素材に合わせた洗浄方法を選んでくれるため、建材へのダメージが少ない

  • 作業がスピーディーで安全  高所作業も含め、安全に短時間で施工が完了する

とくに外壁材がサイディングの場合、洗浄方法を間違えると表面の塗膜が剥がれやすいため、専門知識があるかどうかは大事な判断基準になります。

実際の施工の流れは業者によって多少異なりますが、一般的には以下のステップです。

  1. 現地調査・ヒアリング  汚れの範囲や材質、劣化具合を細かくチェック

  2. 見積もり・提案  洗浄方法・使用薬剤・費用などを明確に提示

  3. 施工準備  必要に応じて養生(マスキング)などを実施

  4. 薬剤を使用した洗浄作業  塗装面を傷めないよう丁寧に施工

  5. 仕上げ・乾燥  洗浄後の確認、最終チェック、保証内容の説明など

仕上がりがまるで新築のようにキレイになったという声も多く、外壁の印象がガラッと変わるのも魅力のひとつです。

さらに、保証付きのサービスを提供している業者であれば、一定期間内の再発にも対応してくれるため、安心感が違います。カビが気になるけど、塗装まではちょっと…という方には、まさに最適な選択といえるでしょう。


2.3 高圧洗浄ではなく薬品洗浄が選ばれる理由

外壁のカビやコケ汚れに対して、以前は「高圧洗浄」が主流の方法とされていました。しかし近年では、「薬品洗浄」のほうが選ばれるケースが増えてきています。これは単なるトレンドではなく、外壁や塗装面へのダメージの少なさと、除去効果の高さが理由です。

まず、高圧洗浄の問題点を見てみましょう。

  • 強い水圧によって塗膜や外壁材を削ってしまうことがある

  • 汚れの表面だけを落とし、カビの根は残る場合がある

  • 水分が内部に浸透しやすくなり、外壁内部の劣化を招く可能性もある

このように、見た目は一時的にきれいになっても、数ヶ月でカビが再発することも珍しくありません。

一方、薬品洗浄は次のようなメリットがあります。

  • 外壁や塗装面を傷つけずに洗浄できる

  • 黒カビや青コケなどの根までしっかり除去できる

  • 殺菌効果があり、再発のリスクを大きく減らせる

  • 使用する薬剤が素材に優しく、環境にも配慮されている

たとえば、塗り替えの必要がないほどきれいに仕上がるケースも多く、コストを抑えながら外壁の美観を回復できます。

「表面を一時的にきれいにする高圧洗浄」よりも、「根本からカビを除去し、再発を防ぐ薬品洗浄」のほうが長期的なメンテナンスとして効果的なんです。

しかも最近では、薬品の安全性や素材への適応性も進化しており、安心して依頼できる環境が整っています。高圧洗浄に比べると少し費用がかかることもありますが、その分再施工の頻度が減るため、トータルコストが抑えられるのも大きな魅力です。


3. 外壁洗浄の費用相場と適正価格の見極め方

3.1 外壁洗浄の一般的な価格帯とは

外壁のカビやコケが気になり始めたとき、最初に気になるのが「洗浄の費用」ではないでしょうか。とはいえ、価格は一律ではなく、いくつかの要素によって大きく変わってきます。

費用を左右する主な要因は以下の通りです。

  • 建物の大きさ(施工面積)  洗浄する範囲が広くなるほど、当然ながら費用は増えます

  • 外壁の素材や劣化の状態  サイディングやモルタルなど、素材によって使用する薬品や施工手順が異なる

  • 汚れの種類と度合い  表面の軽いカビ汚れと、根深く染み込んだカビでは、施工時間や手間が変わる

  • 足場の有無や立地条件  高所作業や狭小地での施工は、追加費用が発生することも

「一見キレイに見えても、近くで見ると黒ずみやカビが目立つ」というケースもあり、実際の調査で想定より広範囲な汚れが確認されることもあります。

このように、外壁洗浄の費用はさまざまな条件に左右されるため、事前の現地調査やヒアリングがとても大事です。最近では、LINEやオンラインで写真を送るだけで見積もりしてくれる業者も増えており、気軽に相談できるのもポイントです。

また、費用だけを見て「安いから」と飛びつくのは避けたいところ。しっかりと説明があり、納得感のある見積もりを提示してくれる業者を選ぶことが、満足のいく仕上がりへの第一歩です。


3.2 費用だけで選ぶと危険?注意すべき業者の特徴

「少しでも安く済ませたい」と思うのは当然のことです。ただし、外壁洗浄は見た目だけでなく、家の耐久性や美観を長持ちさせる重要なメンテナンスです。価格だけを基準に業者を選んでしまうと、仕上がりに後悔することもあります。

実際によくある失敗例として、こんなケースが見られます。

  1. 見積もりに含まれる内容が曖昧  細かい作業項目や範囲の記載がなく、後から追加料金が発生する

  2. 施工前の説明が不十分  使う薬品の種類や手順について説明がなく、不安が残る

  3. やたらと高圧洗浄を勧めてくる  手間が少なく利益率が高いため、外壁に不向きでもすすめられる場合がある

「安いだけで選ぶと、結局後悔することになる」というのが外壁洗浄のリアルです。

そこで注意したいポイントを整理しておきましょう。

  • 料金の内訳が明確に記載されているか

  • 使用する洗浄方法や薬品について説明があるか

  • 実績や施工事例がしっかり掲載されているか

  • 保証制度が整っているか(再発時の対応など)

  • 強引な営業や即決を迫ってこないか

たとえば、丁寧な業者であれば、施工前に「ここは薬品が残りやすいので念入りに洗います」「この部分は傷みやすいので優しく扱います」といった説明があります。こうした対応は、作業への信頼感にもつながりますよね。

また、最近では保証制度付きの外壁洗浄サービスも増えています。1年以内に再発した場合は無料で再施工など、明確なアフターフォローがあると安心です。

価格はもちろん大事ですが、それ以上に「信頼できる対応」があるかを見極めて選びたいところです。


3.3 見積もりを取る際のポイントと比較のコツ

外壁洗浄を業者に依頼する際、「どの業者が良いのか分からない」と感じる方も多いはずです。そんなときに役立つのが複数の業者からの見積もり比較です。ただし、見積もりは金額だけを比べても意味がありません。内容の読み解き方と、注目すべきポイントがあります。

見積もりを依頼する際に確認したいポイントはこちらです。

  • 施工面積が明記されているか

  • 使用する洗剤の種類や施工方法の説明があるか

  • 必要な養生や足場設置が含まれているか

  • 追加費用の可能性が明記されているか

「A社は安いけど養生費が別料金」「B社は一見高いけど全て込み」など、トータルで見れば安い方がむしろ高くつくというケースは珍しくありません。

比較のコツは“同じ条件で見積もること”です。

たとえば、以下のような形で事前に情報を整理しておくと、相手にも伝わりやすく、精度の高い見積もりが取れます。

  • 築年数、建物の構造、サイディングの種類

  • 汚れの気になる場所や面積

  • 以前に洗浄や塗装をした時期

  • 足場の有無や敷地の広さ

こういった情報をもとに見積もりを依頼すると、業者ごとの対応力や説明の丁寧さもよく分かります。中には「LINEで写真を送るだけでOK」というサービスを提供している業者もあり、手軽に比較ができるようになっています。

価格だけでなく、対応の丁寧さや保証内容まで含めて検討することで、「後悔しない選び方」ができるようになります。


4. 外壁サイディングのカビ再発を防ぐためにできること

4.1 カビが再発しやすい外壁の特徴とは?

一度除去したカビでも、環境や外壁の状態によってはすぐに再発することがあります。とくにサイディング外壁は継ぎ目が多く、湿気がこもりやすいため、しっかりとした予防と定期的なチェックが必要です。

カビが再発しやすくなる外壁の特徴には、次のようなものがあります。

  • 北向きの外壁面  太陽光が当たりにくく、常に湿った状態が続きやすい

  • 隣家との距離が近い場所  風通しが悪く、湿気が抜けにくくなる

  • 雨樋の詰まりや破損  雨水が直接外壁に伝い、カビの原因になる

  • 植物や物置が壁際に密接している  陰になって乾燥を妨げ、湿度が上がる

  • サイディングの塗膜が劣化している  表面が荒れていると汚れやカビが付きやすくなる

このような条件が重なると、洗浄しても短期間でカビが戻ってくる可能性が高くなります。とくに築年数が経っている住宅では、塗装の劣化や目地のひび割れなども見逃せません。

また、サイディング外壁は表面が平滑なため、汚れが目立ちやすく、カビの繁殖が視覚的にも気になりやすいという特徴があります。見た目の美しさを保つためにも、再発しやすい環境を改善しておくことが重要です。

再発を防ぐには、まず「なぜカビが発生しやすいのか」を知ることがスタート地点です。


4.2 再発を防ぐために効果的な予防策

外壁のカビは一度除去しても、再発を完全に防ぐのは簡単ではありません。再び発生させないためには、原因を断ち切る環境づくりと、継続的なケアが必要です。

カビは湿気や有機物(ホコリ・花粉など)を栄養源として繁殖します。つまり、「湿気をためない」「汚れを溜めない」ことが基本の予防策となります。

再発を防ぐために効果的な対策を以下にまとめました。

  • 外壁周りの通気性を確保する  植木や収納物を壁から少し離すだけでも、湿気の滞留を防げます

  • 雨樋や排水設備の点検を定期的に行う  破損や詰まりがあると水が壁を伝い、湿気の原因になります

  • 洗浄後に防カビ剤や保護コートを塗布する  表面を保護し、カビの再付着を防止します

  • 軽い汚れの段階で水拭きやホース洗浄を行う  こまめに清掃することで、カビの栄養源となる汚れを取り除けます

  • 風通しをよくするための環境整備  可能であれば、塀やフェンスの高さや配置を見直すのも一つの方法です

これらの対策を組み合わせることで、カビの再発リスクは大きく下げることができます。一度きれいにした外壁を長く保つには、洗浄後のケアが非常に重要です。

外壁洗浄は終わりではなく、メンテナンスの始まりと考えて行動するのがカギです。


5. 外壁の定期メンテナンスと長持ちのコツ

5.1 メンテナンスの頻度とタイミングの目安

外壁は年中雨風にさらされているため、見た目以上に汚れや劣化が進んでいます。だからこそ、定期的なメンテナンスが必要です。汚れやカビを放置せず、適切なタイミングで対処することが、外壁を長持ちさせるポイントになります。

とはいえ、毎年大がかりな作業をする必要はありません。外壁の状態に応じて、効果的なメンテナンスを適切な周期で行えば、余計な出費も抑えられます。

メンテナンスの基本的なタイミングの目安はこちらです。

  • 外壁洗浄:2〜3年に1回  軽度の汚れやカビを落とすだけで、劣化の進行を防げます

  • 目視点検:年に1〜2回  黒ずみ・コケ・ひび割れなど、変化に早く気づくことが大事

  • 塗装の再施工:7〜10年に1回  色あせや剥がれが見え始めたら塗膜の見直し時期です

  • コーキング(目地)の確認:5年に1回程度  ひび割れや剥離があると、雨水が侵入しやすくなります

  • 梅雨・台風後のチェック:毎年  水の跳ね返りや湿気の影響でカビが出やすいため、見逃し厳禁です

定期的な確認と軽度のメンテナンスを積み重ねることで、大がかりな補修を防ぐことができます。 住まいの寿命を延ばすには、「少し早め」の対応が鍵です。


5.2 防カビ塗料や保護剤の効果と選び方

外壁のカビを長期間防ぐには、洗浄後の「予防処理」が重要です。特に防カビ効果のある塗料や保護剤を活用することで、外壁の美観と耐久性を維持しやすくなります

これらの製品は、単に表面をコーティングするだけでなく、カビやコケの発生を根本から抑える機能を持っています。特に湿気の多い地域や北側の外壁には有効です。

防カビ塗料・保護剤の主な効果は以下の通りです。

  • 防カビ・抗菌成分が外壁に定着  カビ菌が表面に付着しにくくなる

  • 撥水効果で湿気を弾く  水分の浸透を防ぎ、再発のリスクを下げる

  • 紫外線カットで塗膜の劣化も抑制  色あせやひび割れも同時に予防

  • 透明タイプも選べるため外観を損なわない  既存のデザインをそのまま活かせるのも魅力

製品選びで失敗しないためのポイントも押さえておきましょう。

  • 外壁材(サイディングなど)に適合する製品を選ぶ

  • 耐用年数や再塗布の目安を確認する

  • 施工業者が扱う薬剤の実績や安全性もチェック

  • 施工後の保証内容を比較する

防カビ剤の選定と施工は、効果の持続性を左右します。ただ塗るだけではなく、外壁の状態に合った対策が必要です。 信頼できる業者と相談しながら選ぶのが安心です。


5.3 日常的にできる外壁ケアのポイント

外壁の美しさを長持ちさせるためには、専門業者による施工だけでなく、日常的なちょっとしたケアが効果を発揮します。毎日でなくても、「気づいたときにこまめに対応する」だけでカビや汚れの定着を防げます。

日常的なケアは、大がかりなメンテナンスの頻度を減らすうえでもコスト面の節約に繋がります。

誰でもできる日常の外壁ケア例はこちらです。

  • ホースやバケツでやさしく水洗い  表面に付いたホコリや花粉、軽い汚れはこれだけでも十分です

  • 汚れやカビを見つけたらすぐ水拭き  特に初期段階なら、軽い力で落とせる可能性があります

  • 外壁に接する物の整理  植木鉢、物置、自転車などが密着していると湿気がこもります

  • 雨樋や排水口のチェック  詰まりがあると水が外壁を伝い、カビの原因に

  • 季節の変わり目に目視点検  梅雨や台風のあとは、黒ずみやコケが出やすいため注意が必要

また、小さなひび割れや剥がれを見つけたときも、放置せず業者に相談することが大切です。

日常のケアは「見た目を保つ」だけでなく、外壁そのものの寿命を延ばす役割も果たします。 無理なく続けられる方法を、日常生活にうまく取り入れることがポイントです。


6. まとめ

外壁のカビは、見た目の問題だけでなく、建材の劣化や住宅全体の寿命にも関わります。だからこそ重要なのが、「早めの対応」です。軽度な汚れやカビのうちに対処すれば、時間も費用も最小限に抑えることができます。

特にサイディング外壁は、目地や継ぎ目から水分が入りやすく、カビが根を張りやすい構造になっています。劣化が進む前の早期発見・対策が重要です。

早めのカビ対策で得られるメリットはこちらです。

  • 外壁の美観を保ちやすい  軽度の段階で除去すれば、跡も残りにくい

  • 洗浄作業が短時間で済む  施工範囲が狭く、手間や工数が少なくて済む

  • 塗装や張り替えなどの大がかりな工事を回避できる  費用も抑えられ、住宅の負担も少ない

  • 早期の対処で再発も予防しやすくなる  防カビ処理や保護剤の効果も高まりやすい

  • 家全体の資産価値を保てる  見た目の印象が良く、売却や貸し出しにもプラスになる

“少し汚れてるかも…”と思ったら、それがメンテナンスのベストタイミングです。

先延ばしにすればするほど、カビは根を深く張り、外壁の劣化も進みます。 小さな違和感に気づいたら、まずは無料見積もりや相談から始めてみるのが賢い選択です。



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